出版社内容情報
世界の眼がイラクにあるなか、今、アフガンでは何が起きているのか。新しい国造りに向けての現状と課題・支援の在り方を探る。人間の安全保障の視点からの問題提起と提言。,,,
内容説明
国家再建・復興は本当に可能か。人びとのための援助とは。ますます強まる軍閥の影響。治安の悪化。混迷のアフガンに国際社会やＮＧＯができることは何か。日本のとるべき支援は…。そこに住む人びとの安全保障の視点から考える、アフガンの現在と未来。
目次
アフガニスタン再建のための国際協力
第１部 今日のアフガニスタン情勢（国際安全保障とアフガニスタン再建・復興；復興への社会的・歴史的環境）
第２部 国家再建プロセスの「現状」と国際社会（和平プロセスから見た国家再建プロセス；アフリカ地域紛争とアフガニスタン復興）
第３部 復興・開発支援の現状と課題（国際社会の復興への取り組みと移行政権；アフガニスタンの復興と農業の役割 ほか）
第４部 ＮＧＯからみた復興・開発支援の現状と課題（ＮＧＯの復興・開発支援；ＮＧＯと現地社会―ダラエヌールでの調査より ほか）
アフガニスタンの未来
著者等紹介
武者小路公秀［ムシャコウジキンヒデ］
中部大学中部高等学術研究所教授、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長。ＮＩＲＡ「アフガニスタンの国家再建プロセスと復興・開発支援」研究会座長
遠藤義雄［エンドウヨシオ］
拓殖大学海外事情研究所教授。ＮＩＲＡ「アフガニスタンの国家再建プロセスと復興・開発支援」研究会委員
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