出版社内容情報
森は生き返るのか。鍵を握る人々の力。東南アジア熱帯雨林での植林・中国の退耕還林、そして日本の「緑のダム」再生の現場から住民の視点から最新報告する。\執筆=井上真・齋藤哲也・関良基・向虎・姫野雅義・中根周歩・日浦啓全
内容説明
森は生きかえるのか、鍵をにぎる人びとの力。東南アジア熱帯での植林・中国の退耕還林、そして日本の「緑のダム」再生の現場から、住民の視点から最新報告。
目次
序章 東アジアの森の破壊と再生―森の力の再生をめざして
第1章 熱帯植林と地域住民との共存―インドネシア・東カリマンタンの事例より
第2章 熱帯における水源林再生プロジェクトと住民組織―フィリピン・セブ山地の事例
第3章 マングローブの破壊から再生へ―フィリピンの植林現場から
第4章 中国の退耕還林と貧困地域住民
第5章 吉野川第十堰問題から「緑のダム」へ
第6章 緑のダム再生と地域の力―四万十川源流域檮原町の試み
おわりに 森の力の再生に向けて・若干の一般化