太平洋戦争と石油―戦略物資の軍事と経済

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  • サイズ A5判/ページ数 378p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818815643
  • NDC分類 568.09
  • Cコード C3033

出版社内容情報

軍事戦略物資「石油」という観点から、日米開戦経緯、南方占領と石油補給、敗戦直後の民需転換を取り上げ、軍事と経済の関係を日米双方の一次資料を駆使し、実証的に分析する。

内容説明

軍事戦略物資「石油」という観点から、日米開戦経緯、南方占領と石油補給、敗戦直後の民需転換を取上げ、軍事と経済の関係を日米双方の一次資料を駆使し、実証的に分析する。

目次

第1部 開戦(対英米蘭開戦と人造石油―「臥薪嘗胆」論の背景;資産凍結前の米国の対日強硬論と石油禁輸後の海軍の対米強硬論―石油禁輸論とジリ貧論;資産凍結後の石油決済資金をめぐる日米交渉―井口貞夫参事官と西山勉財務官対アチソン国務次官補と財務省 ほか)
第2部 戦争・敗戦(戦時海軍の石油補給―南方産油地帯占領から生産・補給まで;軍需から民需への転換―第二海軍燃料廠の肥料工場への転換;米国の初期対日占領政策―海軍燃料廠・ガソリン工場の民需転換を認めるのか)
第3部 補論(三井物産と米国石油会社ソコニーの揮発油販売契約―日米石油貿易の発展;E.H.カーの国際政治観の再検討―「持てるもの」と「持たざるもの」;日独伊三国同盟―松岡四カ月同盟構想説への疑問)

著者等紹介

三輪宗弘[ミワムネヒロ]
1959年三重県に生まれる。1983年3月東京工業大学工学部高分子工学科卒業。1990年3月東京工業大学理工学研究科社会工学専攻博士課程単位取得退学。九州共立大学経済学部講師を経て現在、九州共立大学経済学部助教授
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