出版社内容情報
公正・透明な公共意思の決定は時代の要請である。行政の在り方のみならず、議会・市民・関連団体との関わりを自治体の組織文化の変革とともに如何に再構築するか。
内容説明
本書の狙いは、直面する公共意思決定の実態なり本質を抉り出し、その処方箋と展望を見出すことの一点にある。第1部では、公共意思決定論の必要性やその対象範囲、問題等の全体像を浮き彫りにする。第2部では各論ごとの問題をとり上げる。
目次
第1部 プロセス志向の時代(背景;公共意思決定の特徴;公共意思決定のモデルと解析;深層的課題;公共意思決定の精神)
第2部 公共意思決定の方法と思想(総合評価;マネジメント;思想・意志;社会システムの改善)
公共意思決定を支援する数理的手法等の開発と課題
著者等紹介
高村義晴[タカムラヨシハル]
1956年福井県福井市に生まれる。78年金沢大学工学部土木工学科卒業。80年金沢大学大学院工学研究科修了、東京大学工学博士(2001年)、80年建設省入省、都市局・建設経済局、国土庁、群馬県都市計画課長、盛岡市開発部次長、船橋市建設局長、広島市都市計画局長、等を経て、現在、首都高速道路公団計画部調査役。専攻は都市計画、都市開発
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