出版社内容情報
ユーロ導入後の実際のデータをもとに、EU域内外の金融システムに及ぼしている影響に焦点を絞って考察した導入後初の本格的研究であり、外国研究者とのプロジェクトの成果。
内容説明
ユーロ導入後の実際のデータをもとに、EU域内外の金融システムに及ぼしている影響に焦点を絞って考察した導入後初の本格的研究であり、海外研究者とのプロジェクトの成果。
目次
第1部 ユーロ導入とEU経済(欧州における通貨同盟とユーロ―発足から3年を経た中間評価;通貨同盟参加のコスト・ベネフィット分析―最適通貨圏理論と信認輸入仮説の融合;ユーロとEU税制の改革 ほか)
第2部 ユーロと金融政策・金融規制監督(ユーロシステムの金融調節の枠組み;ユーロ域における非対称性と単一金融政策;EUにおける銀行監督の新展開 ほか)
第3部 ユーロと金融システム(欧州金融・通貨統合と金融システム;ユーロ域の企業金融構造の現状と展望;EUの拡大と中東欧移行経済における銀行部門の再編成―ポーランド経済を中心として ほか)
著者等紹介
シャーラー,ハンス‐エッカート[シャーラー,ハンスエッカート][Scharrer,Hans‐Eckart]
HWWAハンブルグ世界経済研究所副所長・教授。Dr.rer.pol.1938年生まれ。1965年、Dipl.‐Volkswirt、ハンブルグ大学
エル‐アグラ,アリ・M.[エルアグラ,アリM.][El‐Agraa,Ali M.]
福岡大学商学部教授。Doctor of Philosophy、経済学博士。1941年生まれ。1967年、M.A. in Economics、University of Leeds、UK。(71年まで同大学にて博士号のための研究に従事)
田中素香[タナカソコウ]
東北大学大学院経済学研究科教授。経済学博士。1945年生まれ。1971年、九州大学大学院経済学研究科修士課程修了
メイズ,デヴィッド・G.[メイズ,デヴィッドG.][Mayes,David G.]
フィンランド中央銀行理事会アドヴァイザー、サウスバンク大学・教授。PhD(Bristol)。1946年生まれ。1968年、MA(Oxon)オックスフォード大学修士
岩田健治[イワタケンジ]
九州大学大学院経済学研究院助教授。博士(経済学)。1960年生まれ。1993年東北大学大学院経済学研究科博士課程単位取得
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