内容説明
産業を担う企業の技術は市場の要請にどのように応えて成長するか。東レ、ニコンとキヤノン、シャープ、三菱重工など国際競争力を支える技術形成を検証し、日本技術の到達点を問う。
目次
第1章 総論:戦後産業技術の形成過程
第2章 レーダーおよびマグネトロン開発過程を中心とした旧海軍技術
第3章 PAN系炭素繊維の開発
第4章 シャープにおける液晶ディスプレイ開発
第5章 半導体露光装置ステッパーの開発
第6章 三菱重工業におけるタービン製造技術の形成過程
第7章 自動車用冷延薄鋼板の発展
著者等紹介
中岡哲郎[ナカオカテツロウ]
1928年京都に生まれる。1953年京都大学理学部卒業。定時制高校教師、企業技術者、神戸市外国語大学、大阪市立大学、大阪経済大学の教師を経て、2002年4月以降は教職を退く
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