出版社内容情報
頻発する大洪水災害、水質汚濁やダム問題、そして荒廃する水源の森の整備とその担い手、いま、流域の環境保護はどうあればいいのか。
内容説明
頻発する大洪水災害、水質汚濁やダム問題、そして荒廃する水源の森の整備とその担い手、いま、流域の環境保護はどうあるべきか。四万十川、矢作川、長江・黄河を事例に分析。
目次
第1章 流域の環境保護と再生への取り組み(水の循環系の破壊と流域;流域の自然資源と社会システム ほか)
第2章 農山村社会における清流保全(四万十川保全運動;源流域檮原町における森林整備 ほか)
第3章 都市社会への移行と流域の環境保護(矢作川流域の清流保全;矢水協運動による清流再生の道程 ほか)
第4章 破壊から再生をめざす長江・黄河流域(巨大流域の森林保護;植林緑化プロジェクトと生態環境建設計画 ほか)
著者等紹介
依光良三[ヨリミツリョウゾウ]
1942年高知県生まれ。67年京都大学大学院農学研究科修士課程修了。現在、高知大学農学部教授(森林環境学、森林経済学)
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