イギリス財政思想史―重商主義期の戦争・国家・経済

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  • サイズ A5判/ページ数 470p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818811997
  • NDC分類 342.33
  • Cコード C3033

内容説明

17、8世紀の財政論は政府の推進した財政政策とどのような関わりを持ち、政策展開にいかなる影響を及ぼしたか。これまでの研究を超えて新しい視野を広げる意欲作。

目次

第1章 ウィリアム・ペティの戦費調達論―「財政・軍事国家」への序曲(政治算術の誕生;最初の重商主義戦争―戦費調達論の背景;『賢者』の税制改革案 ほか)
第2章 チャールズ・ダヴナントの財政政策論(研究史的概観;方法的基礎としての政治算術;ダヴナント財政学の成立 ほか)
第3章 ウィリアム・パルトニの公債政策論(政党史的背景;『国債の状態』の目的と意義;『国債の状態』の減債基金論 ほか)
第4章 ウォルポール時代の税制改革論争―「宮廷」対「在野」(史的概観―戦争・財政・論議;ウォルポールの財政政策;塩税復活論争 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

日系フサリア人

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戦争という言葉にひかれて読み進めた。時代ごとに財政思想家を一人選びそれを章ごとに論じていく。当時の宮廷ホイッグが行っていた赤字公債政策に対し批判的意識を持っていた財政思想家が本書の対象となっている。2017/11/14

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