内容説明
愛する“われらのアメリカ”で自分たちの特性にねざした自由と正義あふれる国づくりを夢見る。そのビジョンには凛とした永遠の真実がある。
目次
第1章 自由と正義を求めて
第2章 「われらのアメリカ」への巡礼
第3章 希望の光
第4章 怪物の体内で
第5章 第二の独立宣言を
第6章 英雄たちとともに
著者等紹介
青木康征[アオキヤスユキ]
上智大学大学院文学研究科史学専攻(西洋史)博士課程修了。神奈川大学外国語学部教授。専門はラテンアメリカ史
柳沼孝一郎[ヤギヌマコウイチロウ]
メキシコ国立自治大学哲文学部大学院修士課程修了。神田外語大学外国語学部教授。専門はメキシコ近現代史
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感想・レビュー
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ロビン
16
2巻は若き日に収容されたキューバの政治犯収容所での出来事を綴ったエッセイや、アメリカで、あまりに劣悪な労働者たちの生活の改善のために立ち上がったアナーキストたちが、警官隊との衝突の果てに死傷者を出し、首謀者たちが絞首刑にされた事件を扱ったルポ(マルティはアナーキストたちに共感しつつも、暴力の使用には与しなかった)、北アメリカが南アメリカを経済的に支配下に置こうとして画策した条約に対する警鐘を鳴らした文章などを収録。人間の嫉妬や利己心などの醜い現実をシビアに見つめながら祖国のために身を捧げた稀有の人物だ。2024/06/29