内容説明
本書は、現代資本主義論の一環として公信用問題をとらえ、具体的にはさまざまな形をとって現れる主要国の公信用の現状と構造を体系的に把握することを意図した試みの1つである。
目次
第1章 現代公信用論の課題
第2章 管理通貨制度と公信用
第3章 金融危機と公信用
第4章 現代日本の財政構造
第5章 現代日本の金融政策
第6章 戦後日本の企業と銀行―銀行融資と株式所有
第7章 ヨーロッパの公信用
第8章 アメリカ連邦政府の公信用―連邦信用計画
第9章 アメリカ州政府の公信用―インフラ整備と州回転基金