内容説明
本書は現代稲作の生産力構造を、稲作技術の形成・展開過程とその担い手の推移に焦点を当て、代表的稲作地域の実証分析によって解明し、今後の展開方向を探るものである。
目次
第1章 現代稲作の生産力構造の分析視角
第2章 稲作生産力の展開と担い手の変貌―生産調整下での生産力基盤の弱体化
第3章 水稲単作兼業化地域における稲作生産力構造―西蒲原の耕地条件の整備とその地域差・階層差の検討
第4章 兼業深化地域における稲作生産力構造―兼業化・機械化稲作の特徴と集団的対応
第5章 東北不安定兼業地域における稲作生産力構造―兼業化の進展と冷害対応のありかた
第6章 現代稲作の生産力構造