内容説明
ケインズ理論や、景気循環理論は、実践的な成果をもつ点で魅力的であるが、同質的でない諸要素を一括して集計量にしてしまう。ところが、スラッファ・レオンチェフの線型多部門モデルは、ワルラス型の分析とケインズ型の分析をうまく妥協させる。本書は、全編をつうじ非集計的な線型体系を使用して、新古典派と古典派、ミクロとマクロという2つの相反する経済学の「妥協」を企てることを表明している。
目次
第1章 行列形式の乗数
第2章 行列乗数と振動
第3章 世界経済の行列乗数
第4章 インフレーション過程の理論
第5章 線型版一般均衡の静学・動学モデル
第6章 経済成長計画
第7章 正規化一般座標の使用と線型版価値・分配理論
第8章 資本理論と直交化一般座標
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