内容説明
経済学に科学と知性を。経済学者・数学者・哲学者の共同労作、ポスト・モダン経済学はここから始まる。現実を据えきれず、問題を解決できない経済学をはたして科学と呼べるのか…。学界の異端児、若き気鋭が科学としての新しい経済学再建の道を探る。
目次
序説(A・S・アイクナー)
経済学は科学か、という問いは何を意味するのか(E・R・カンタベリー)(R・J・バークハート)
現代経験主義と経済学における大飛躍的理論化(J・A・スワニー)(R・プリマス)
イデオロギー・方法論・新古典派経済学(P・ワイルズ)
経済学者の行動の行動理論(P・E・アール)
現代主流派のマクロ経済学の展開―ヴィジョン・イデオロギー・理論(R・X・チェース)
経済学者は数学をどれほど誤用しているか(J・M・ブラット)
制度主義の分析―経済科学の進歩をめざして(J・R・スタンフィールド)
なぜ経済学はいまだに科学ではないのか(A・S・アイクナー)



