内容説明
奈良・万葉を知り尽くした歴史学者・直木孝次郎が、「花」の季節の散策にすすめるとっておきの14コース。味わい深い達意の文章と豊富な写真で、自ら歩いた全コースを道案内。歴史散歩に役立つ付録も満載のガイドブック。
目次
春(桜について思うこと;吉野の花見―蔵王堂・水分神社・宮瀧;春の飛鳥古京;奈良県五條市の史跡―栄山寺・伊勢街道など;竜王山の古墳群と山城―柿本人麻呂の妻の葬地か;仙人の山 竜王山;高見山―大和と伊勢の堺の名山;平城宮跡をめぐる)
夏(青葉の宝来山古墳;蒲生野をめぐる―森と歌碑と墓の道;忍海と葛城の道―伝説と遺跡を訪れて;田原の里の陵と墓―太安万侶の墓から山村御殿へ;古代の官道 中つ道を行く;額安寺と富本健吉記念館;奈良市西北の遺跡―秋篠・押熊をめぐる;佐紀丘陵を歩く―古墳と池の散歩道)
著者等紹介
直木孝次郎[ナオキコウジロウ]
1919年兵庫県に生まれる。1943年京都帝国大学文学部国史学科卒業。大阪市立大学教授、岡山大学教授、相愛大学教授、甲子園短期大学教授を経て、大阪市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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