- ホーム
- > 和書
- > ビジネス
- > 仕事の技術
- > リーダーシップ・コーチング
出版社内容情報
人と組織のマネジメント法を取り上げ、組織業績に貢献し部下と組織と自らを成長させたいと願う管理職の、一助となる一冊です。 マネジャーの最大の責務は、企業のリソースである「ヒト」の持つ力や可能性を引き出すよう工夫して業績をあげることですが、だからといって強制的に部下たちを働かせるばかりでは、磨耗してしまいます。
日本の企業は、「失われた20年」のなかで、若手人材の採用を抑えた企業も多く、職場のなかで後輩の面倒をみる経験などがないままに管理職となった人が増えています。そのため、意識して学び、管理職として成長していく必要が生じています。最初から管理職という人はいません。管理職としてのスキルやノウハウは学習、開発可能なものであり、実践経験を通じて管理職になっていくのです。
本書では、そのような状況下にある今日の管理職に求められる、人と組織のマネジメント法を取り上げました。また、メンタルヘルス不調者への対応についても、精神科医がアドバイスします。
組織業績に貢献し、部下と組織と自らを成長させたいと願う管理職の一助となる一冊です。
第1章 管理職とは
１．管理職とは
2．マネジャーとリーダー
3．管理者としての階段を上がる
4．優れたマネジャーの行動特性（コンピテンシーモデル）
5．管理職の心構え
第２章 組織成果を高めるマネジメント行動
1．「方向感」を明瞭にする
2．目標達成を促し成果にこだわる
3．機会と権限を与え、挑戦させる
4．職場の自由度を高める
5．部下の力を認め、処遇する
6．チーム意識と一体感を高める
7．リーダーシップスタイルに自分らしさを加える
第３章 多様化する組織のマネジメント
1．上司への働きかけ
2．コンプライアンスと基本姿勢
3．多様な部下への対応
4．組織のマネジメント
5．海外でのマネジメント行動
6．危機時のマネジメント行動
第４章 将来設計を踏まえた自己開発
1．キャリア開発はなぜ必要なのか
2．３つのキャリア理論
3．企業内（組織内）キャリアの課題
第５章 労働法と報酬の基礎知識
1．会社の義務と管理職の法的位置づけ
2． 時間外労働と労働時間管理
3． 安全配慮義務とパワーハラスメント防止
4．日本の評価・報酬制度の特色
5．海外との対比にみる日本の報酬の特色
第６章 職場のメンタルヘルス
1．メンタルヘルスの臨界点
2．どこからが「病気」なのか
3．「困った部下」と大人の発達障害
4．職場のメンタルヘルス対応
本寺 大志［モトデラダイシ］
著・文・その他
小窪 久文［コクボヒサフミ］
著・文・その他
中嶋 義文［ナカシマヨシフミ］
著・文・その他
目次
第１章 管理職とは
第２章 組織成果を高めるマネジメント行動
第３章 多様化する組織のマネジメント
第４章 将来設計を踏まえた自己開発
第５章 労働法と報酬の基礎知識
第６章 職場のメンタルヘルス
著者等紹介
本寺大志［モトデラダイシ］
コーン・フェリー・ヘイグループコンサルタント。東京大学教育学部卒業、法政大学大学院経営学研究科修了。富士通、ＧＥ、コンサルティング会社などを経て現職。厚生労働省独立行政法人評価委員などを歴任
小窪久文［コクボヒサフミ］
ＫＯＫＵＢＯコンサルティングオフィス代表取締役。横浜国立大学経営学部卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。富士通、グロービス（講師）、コーン・フェリー・ヘイグループコンサルタントなどを経て現職。２００５年より早稲田大学非常勤講師
中嶋義文［ナカシマヨシフミ］
三井記念病院精神科部長。産業・組織心理学会理事。博士（医学）・精神科専門医・産業医。１９８７年東京大学医学部卒業後、同付属病院、スウェーデン・カロリンスカ医科大学病院を経て現職。東京大学大学院教育学研究科客員教授などを歴任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
