内容説明
注解書って、こんなに面白いんだ!!イスラエル3代目の王ソロモンの光と影、様々な人間的思惑を通して、神は大いなる物語をどのように動かしてゆくのか。申命記史書の泰斗である著者が、文化芸術にも触れながら縦横無尽に説きあかす。
目次
緒論(書名、正典上の位置、形態;内容と構成;資料;成立(申命記史書の一部として)
思想、歴史観(執筆意図)
歴史史料としての列王記
本注釈の方針)
注解 第1部 ソロモンの治世(統一王国時代)(上1:1‐11:43)(ソロモンによる統一王国の王位継承(上1:1‐2:46)
ソロモンの知恵と統一王国の繁栄(内政)(上3:1‐5:14)
神殿建築(上5:15‐9:9)
ソロモンの知恵と統一王国の繁栄(外政)(上9:10‐10:29)
ソロモンの過ちと統一王国分裂の予告(上11:1‐43))
著者等紹介
山我哲雄[ヤマガテツオ]
1951年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、北星学園大学教授。2015‐2018年、日本旧約学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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