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内容説明
『第1感』『天才!』などの世界的ベストセラーを送り出してきたグラッドウェルが、多様な実例と鋭い洞察力によって、人間の性質の暗い側面に関する定説の誤りを暴き、「他者といかにつきあうか」という人間の根源的な営みに新しい光を当てる。他者と出会う機会がかつてなく多い時代における必読の書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナーキー靴下
52
テレビで見たトゥルース・デフォルト理論(人間は相手を信用するように初期設定されている 心理学者ティム・レバインによるものだが未訳とのことで残念)が興味深く、調べて本書に行き着く。本書はその理論が度々引き合いに出されるものの心理学の本ではなく、過去の事件や事例を分析し紹介する内容。面白くはあるが、複合的な問題が絡むせいで論拠が掴みにくく、読後の咀嚼が必要になる。よそ者だろうが身近な人だろうが他人のことは見抜けない。これは人間関係で責任を負うのは本音ではなく建前だからだと思う。共同体幻想における役割、演技。2024/09/27
ミライ
38
マルコム・グラッドウェルの新刊は、他人とのコミュニケーションの難しさを語った一冊。ビジネス書というよりはノンフィクション小説に近い内容(400ページ超とかなり長い)、 2015年に発生した、黒人女性が車線変更時に方向指示器を出さなかっただけで白人警察官に逮捕され、自殺した事件の本当の原因を、さまざまな事例を通して解明していく。中でもキューバのスパイが長年CIAの中枢に潜入していて、誰もスパイだと気付かなかったという事例は、ショッキングだが、簡単に他人を信用してしまう人の思考など学べることも多かった。2020/08/21
yyrn
29
様々な犯罪や不幸な出来事の原因解明に当たった人々の行動や判断、または実験結果を通して人間が陥るワナを教えてくれる本。事例が豊富で詳細で、かつ多層化しているので読みごたえはあったが、少し疲れる本w。▼私は複数の組織で採用面接の場に立ち合ってきたが、好印象を持った者が採用後、想定通りに活躍しているかと自問すれば半々で、人を見定めることの難しさを感じていたが、この本を読んで腑に落ちた。履歴書などの事前情報と、面接時の態度が想定と合致していれば、そうであろうとたやすく信じてしまうカラクリを知り、私ばかりではなく⇒2023/08/18
ばんだねいっぺい
28
本書が言うことは、人は、騙されやすいように生きている。デフォルトで人を信用するようにできている。だからこそ、信用を確保するため、自身の不安を取り除くためにに足場にしがみつくことがあるということだ。せめて、信用と平行して仮説を保持できればよいのかもしれない。2023/08/11
kanki
19
よく知らない相手と話すのは難しいのだ、相手は単純ではないし、表情や気持ちを読み取れると勘違いしてしまう。2024/03/13
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