感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yuxxlogy
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第五章のなかの「和解する共同体」の宣教師の負の影響に大いに考えさせられる。日本語版への序文にある「キリストの赦しと和解が実践され共同体として具体化されていくことが本当に今、必要とされている」との言葉にアーメン。2020/09/14
ころりん
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シリーズ和解の神学、第Ⅱ巻。 ルワンダの虐殺後の平和構築を導く牧師と、デューク大の神学者の共著。 ジェノサイドの歴史は人ごとのように思えるけれど、実際は、それまでの文化や価値観の表出。 人口80%がクリスチャンだったルワンダが、神との和解だけで、他民族との和解も、家族の和解も取り扱ってこなかったのも原因。 自身が虐殺の被害者であるムセクラ牧師が、福音を「赦し」と共同体形成への生きた希望として証ししてくれる。 イエスが、今も、壊れた関係を見つめ、記憶を新しくし、信頼、共感、相互理解を増してくださっている。2020/08/19
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