リトルベル ハリエットの道

ウェザフォード，キャロル・ボストン【文】〈Ｗｅａｔｈｅｒｆｏｒｄ，Ｃａｒｏｌｅ Ｂｏｓｔｏｎ〉/ネルソン，カディール【絵】〈Ｎｅｌｓｏｎ，Ｋａｄｉｒ〉/さくま ゆみこ【訳】

日本基督教団出版局（2014/01発売）

• サイズ A4判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 30cm
• 商品コード 9784818408807
• NDC分類 E
• Cコード C8716

内容説明

もしも、毎日むちでうたれたとしたら…もしも、家族をばらばらにされて、売られるとしたら…自由をもとめ、ころされる危険のなかを歩いてにげ、なかまたちをたすけだした、ハリエット・タブマン。苦しみや痛みをのりこえ、力づよく生きた彼女の人生をたどります。２００７年コルデコット賞銀賞受賞。２００７年コレッタ・スコット・キング賞（イラストレーター賞）受賞。

著者等紹介

ウェザフォード，キャロル・ボストン［ウェザフォード，キャロルボストン］ ［Ｗｅａｔｈｅｒｆｏｒｄ，Ｃａｒｏｌｅ　Ｂｏｓｔｏｎ］
アメリカのメリーランド州ボルチモア生まれの詩人、作家。フェイエットビル州立大学教授。日本のマンガの批評家としても有名。Ｔｈｅ　Ｓｏｕｎｄ　Ｔｈａｔ　Ｊａｚｚ　Ｍａｋｅｓでカーター・Ｇ・ウッドソン賞を受けたのを皮切りに、『北極点をめざした黒人探検家―マシュー・ヘンソン』（汐文社）がペアレンツ・チョイス賞を獲得するなど、いろいろな賞を受賞している。メリーランドで育ち、現在はノースカロライナ州在住

ネルソン，カディール［ネルソン，カディール］ ［Ｎｅｌｓｏｎ，Ｋａｄｉｒ］
アメリカのワシントン市生まれの画家。『ハリエットの道』と『ヘンリー・ブラウンの誕生日』（鈴木出版）で、コルデコット賞銀賞、ＷＥ　ＡＲＥ　ＴＨＥ　ＳＨＩＰ：Ｔｈｅ　Ｓｔｏｒｙ　ｏｆ　Ｎｅｇｒｏ　Ｌｅａｇｕｅ　ＢａｓｅｂａｌｌおよびＨｅａｒｔ　ａｎｄ　Ｓｏｕｌ：Ｔｈｅ　Ｓｔｏｒｙ　ｏｆ　Ａｍｅｒｉｃａ　ａｎｄ　Ａｆｒｉｃａｎ　Ａｍｅｒｉｃａｎｓでコレッタ・スコット・キング賞を受賞するなど、近年目覚ましい活躍をしている。現在はカリフォルニア州在住

さくまゆみこ［サクマユミコ］
東京生まれの翻訳者、編集者。アフリカ子どもの本プロジェクト代表。青山学院女子短期大学教授。翻訳で産経児童出版文化賞、日本絵本賞、ゲスナー賞などを受賞している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サン]

黒人奴隷から自身が抜け出した後も、多くの人を導き奴隷から逃亡させた女性の話。絵本で彼女のたどった道をわかりやすくなぞっているが、文章の配置など少し戸惑ってしまう。内容がよかった。

2020/08/04

[絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく]

『夢をあきらめなかった13人の女の子の物語』　https://bookmeter.com/books/12930999　にも登場したハリエット・タブマンの伝記絵本。死と隣り合わせの奴隷制度からの脱出、どれだけの勇気を持ったら１歩踏み出せるのでしょうか？「女モーセ」とか「黒人モーセ」と呼ばれるハリエットがかかわった奴隷たちは誰もが自由の身になり、その数は300人にものぼるそうです。　【2007年　コールデコット賞　オナーブック 】（日本で翻訳された絵本）

2022/08/09

[スプーン]

黒人奴隷の脱出物語。神との対話によって道を切り開いて行ったハリエット。壮絶な彼女の人生からは、人間の尊厳の重さが伝わって来ます。2007年コルデコット賞銀賞。

2016/08/20

[ぱお]

過酷な運命も信じる心があれば変えることができるのか・・・・信仰心の薄い私でも、ハリエットの強さに心を打たれました。

2014/02/18

[ヒラ[e-mail]]

【再読】大人のための絵本

2024/04/18