女と男のドラマ―現代における愛の源泉 2012年上智大学神学部夏期神学講習会講演集

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  • サイズ B6判/ページ数 331,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784818408517
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C3016

内容説明

愛する者との遭遇と別離―。喜びと悲劇が交錯する、烈しくも切ないドラマの一つとしての男女の関わりは、どのような“いのち”や“光”を指し示すのだろうか。聖書や神学、思想、そして文学から“女と男”に迫る一冊。

目次

第1部 聖書の照らしのもとに(夫・妻・神―旧約聖書の中の夫婦;イエスとマグダラのマリア―性差を越境するイエスの模範的弟子像としてのマグダラのマリア ほか)
第2部 神学の営みから(イエス・キリストは性差を越えるか―P.アルペ著『キリストの横顔』再考;現代教会史における男女の性力学 ほか)
第3部 思想における女と男(エディット・シュタインの女性論―新たなる「関わり」への視座;親鸞と恵信尼 良寛と貞心尼 ほか)
第4部 文学の思索から(二人の出会いが実るとき―山本周五郎『寒橋』を読む;日本の近現代文藝における「愛」の虚偽と可能性―伊藤整から島本理生に至る八人の作家を手がかりにして)
第5部 シンポジウム「男における女と女における男との出会い」

著者等紹介

宮本久雄[ミヤモトヒサオ]
1945年新潟県生まれ。東京大学卒業、同大学院修士課程修了。パリ第四大学等を遊学後、東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、上智大学神学部教授(専攻:聖書思想、教父神学、哲学)

武田なほみ[タケダナホミ]
1964年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業、シアトル大学大学院修士課程、アイダホ大学大学院博士課程修了(専攻:成人発達心理学、生涯教育学)。上智大学大学院神学研究科博士前期課程修了(専攻:新約聖書学)。現在、上智大学神学部准教授(専攻:キリスト教信仰と人間形成、キリスト教教育)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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