出版社内容情報
《内容》 視診・触診・聴診は心疾患の診療において最も基本的かつ重要な技術である。断層法・ドプラ法などの心エコー法の進歩により,従来よりもさらに深い知見が得られている。最近,医学教育の場でこれらの身体所見の診かた,取り方が重視されるようになったが,本書はそれに十分に応えうる内容である。
《目次》
第1章 心臓・血管系の視診・触診・聴診の基本
第2章 心音・心雑音
第3章 頸動脈拍動,頸静脈拍動および各種の胸壁拍動
第4章 各種心疾患の視診・触診・聴診所見
I 後天性弁膜疾患
II その他の後天性心疾患
III 先天性心疾患
IV 心不全
V 不整脈
内容説明
本書は、心血管疾患の理学的診断法について、古典的な所見および心エコー・ドプラ法で最近明らかになった所見を対比させ、図を多く用いることにより詳しく記述。可能な限り美しい心音・心機図を呈示すること、各所見と背景に存在する病態との関連性に主眼を置くこと、および心エコー・ドプラ所見との対比に重点を置くこと、の3点に力を注いだ。また聴診能力は、心音や心雑音を心音図で見ながら耳で聴くという作業を行わなければ上達しないことを考慮し、臨床現場における実際の録音を音楽CDとして付録に付けた。
目次
第1章 心臓・血管系の視診・触診・聴診の基本
第2章 心音・心雑音
第3章 頚動脈拍動、頚静脈拍動および各種の胸壁拍動
第4章 各種心疾患の視診・触診・聴診所見(後天性弁膜疾患;その他の後天性心疾患;先天性心疾患;心不全;不整脈)
著者等紹介
大木崇[オオキタカシ]
徳島大学助教授・内科
福田信夫[フクダノブオ]
国立善通寺病院・臨床研究部長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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