内容説明
自分たちの生活の文脈における信仰と霊性を言語化することは可能だろうか。韓国で生まれ育った著者が被抑圧的な立場に置かれたアジアの女性たちと出会った時、女性神学創出の試みが始まる。それはまさに女性たちが「再び太陽となるため」の闘いであった。
目次
第1章 アジアの女性たちの神学の歴史的文脈
第2章 アジアの女性たちの神学の社会的文脈
第3章 再び太陽となるための闘い―人間性に関するアジアの女性たちの神学的考察
第4章 アジアの女性たちにとってイエスとは誰か
第5章 今日のアジアの女性たちにとってマリアとは誰か
第6章 出現しつつあるアジアの女性たちの霊性
第7章 アジアの女性たちの神学の貢献と未来
著者等紹介
山下慶親[ヤマシタヨシチカ]
1947年、高知県に生まれる。1974年、バンゴア神学校卒業。現在、日本キリスト教団熊本草葉町教会牧師、学校法人四国学院理事長
三鼓秋子[ミツズミアキコ]
1948年、奈良県に生まれる。1971年、国際基督教大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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