内容説明
本書は、二人の著者が1990年以降の講義メモに基づいて、できるだけ平易で分かりやすく、社会学専攻以外の人にも、社会学に対して深い関心を持ってもらえることを期待して書いたものである。一貫して「日本社会を考える」をテーマとして、日本社会の将来予測を、欧米の社会と比較して、いくぶん大胆に、プラスイメージで捉えることを志向した。
目次
第1部 近代化と社会学(社会学への道;コミュニケーション;社会的行為、相互行為、社会関係および社会体系;組織とコミュニケーション;社会集団(social group)について
社会制度と社会構造
社会変動(social change))
第2部 日本社会とその変化(日本の家族とその変化;家族間関係とその変化;日本の村落とその変化;日本の都市とその変化;日本企業発展の条件;第二次大戦後日本における国民社会的状況の展開過程;第二次大戦後日本を中心とした国際社会的状況の展開過程)
著者等紹介
酒井俊二[サカイシュンジ]
1928年富山県に生まれる。1971年東洋大学大学院社会学研究科博士課程修了、社会学博士。1990~93年滋賀大学教育学部教授。1994~98年中京学院大学経営学部経営学科教授。現在、シアトル大学東アジア校客員教授・顧問
酒井出[サカイイズル]
1958年東京都に生まれる。1991年東洋大学大学院社会学研究科博士課程満期退学、社会学修士。現在、西九州大学家政学部社会福祉学科助教授
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