内容説明
17~19世紀に建造された歴史的オルガンに学び、80台を越えるオルガンを制作し、イタリアやスペインに残されていた5台のオルガンを修復し復活させた、世界的オルガン建造家が語る、「美しい音」の真実。
目次
第1章 オルガンは歌う
第2章 サラマンカ大聖堂ルネサンス・オルガンの修復
第3章 歴史的北ドイツ・オルガン建造技術上の特徴について
第4章 イタリア・トスカナ地方のオルガンを訪ねて
第5章 オルガン演奏とトラッカー・アクションの有機的関係
第6章 調律入門―一オクターヴ内の十二音の配分と各種の矛盾
著者等紹介
辻宏[ツジヒロシ]
1933年、愛知県に生まれる。1958年、東京藝術大学卒業。1960‐63年、アメリカやオランダのオルガン建造会社に勤務。1964年、辻オルガン建造所を神奈川県座間市に設立、1976年、名称を辻オルガンに変更、岐阜県白川町に移転。2005年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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