内容説明
キリストを通して、全被造物を救いに導く神の御業。パウロの神学の到達点を、あざやかに読み解く。
目次
序論
第1部 神の主権と過去の問題―恵みと怒り ローマ一章一節‐四章二二節(序論と冒頭陳述;福音と神の怒り;福音と神の恵み)
第2部 神の主権と現在の問題―恵みと律法 ローマ四章二三節‐八章三九節(罪と恵み―アダムとキリスト;罪、恵み、そして律法;聖霊と恵みの保証)
第3部 神の主権と将来の問題―イスラエルと神の恵みの計画 ローマ九章一節‐一一章三六節(神の恵みとイスラエルの拒絶;恵み、信仰、そして律法の目的;イスラエルと神と共にあるイスラエルの将来)
第4部 神の主権と日々の生活の問題―恵みと生の構造 ローマ一二章一節‐一六章二七節(恵みと共同体;恵みと国家;恵みと隣人―行為における愛;恵みと信仰における一致―弱さと強さ;恵みとパウロの使徒としての計画;挨拶と最後の陳述)
著者等紹介
村上実基[ムラカミミキ]
1969年生まれ(東京)。2000年東京神学大学大学院前期課程修了(修士・神学)。日本基督教団教師(2002年正教師按手)。日本基督教団佐伯教会(大分県)主任担任教師を経て、現在、日本基督教団藤沢教会(神奈川県)主任担任教師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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