内容説明
カール・バルトに学びつつ、説教の可能性を誠実に問い続けた福田正俊は、人間主義、主観主義、実用主義の信仰を徹底して排した。神の主権的啓示と恩寵のもとに立ち、神の栄光のためにある教会こそが、真に世のための教会となる、そのような福音的教会を建てようとしてなされた、刻身の17篇の説教。
目次
罪人の戦いのうた―神はわが櫓の歌
絶対の恩寵・絶対の信仰
新生
愛の場処
恵みに出逢う日まで
必ずロマを見るべし
勝利者イエス
バアルに膝をかがめぬ七千人
悔い改めと再生(付・瞬間)
我らの国に対するキリスト者の責任
十字架のもとに立って
エレミヤの孤独
陰府にあずかるキリスト
希望への勇気
慰めぬしなる霊よ、きたりたまえ
人間の医者・キリスト
主の裁きのみ座の前にて