内容説明
その説教の基本主張は、神の国建設のために犠牲を厭わない努力、神の絶対主権への服従、神の主権の現れであるイエスの十字架と復活であった。全身全霊をこめたその説教は、力強く聴く者の魂に迫り、その「オヤジ」のような厳しさと温かさは、後進の中に確かな記憶として残った。27篇の説教を収録。
目次
1 番町教会時代(我等は天の植民地なり;イエスの受難を偲びて;波立たぬ心 ほか)
2 南大阪教会時代1(十字架の凱旋;子を心に宿す母;荒野に呼ばわる声 ほか)
3 南大阪教会時代2(祈りの家;キリスト者の誘惑;新年を迎えて ほか)
著者等紹介
大下角一[オオシタカクイチ]
1899年9月20日、米国ハワイ州コハラに生まれる。1927年ステューデント・プロフェッサーとして同志社高等商業学校教授に就任。1929年9月シカゴ大学大学院博士課程に入学するため同校辞任。1931年3月シカゴ大学大学院博士課程修了(実践神学専攻)。Ph.Dの学位を受ける。6月帰国。東京番町組合教会牧師に就任。1935年4月南大阪教会(組合教会)牧師就任。1943年同志社大学神学教育後援会理事に就任。1948年6月同志社大学神学部教授(実践神学担当)兼部長に就任。1949年同志社大学宗教部長を兼任。1950年京都市公安委員就任。1954年同志社大学学長に選任(神学部長および宗教部長辞任)。1960年同大学学長を辞任。1962年4月21日、永眠
原忠和[ハラタダカズ]
日本基督教団大阪生野教会牧師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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