内容説明
キリスト教教理に深甚な影響を与えた「ローマの信徒への手紙」は、新約聖書諸書の中でも最も優れた神学的書簡である。キリスト教信仰の本質とキリスト教的な生とは何か、「義」とは何か、「救い」とは何かについて、時を超えて語りかける。
目次
緒論(著者;執筆の年代と状況;読者;書簡の構成;統一性 ほか)
注解(書簡の前書きとテーマの提示 1:1‐18;律法の機能不全 1:19‐3:20;新しい福音 3:21‐8:39;イスラエルのための神の計画 9:1‐11:36;実践的な勧め 12:1‐15:13 ほか)
著者等紹介
太田修司[オオタシュウジ]
1950年生まれ。埼玉大学理工学部、立教大学文学研究科組織神学専攻を経て、現在、翻訳家
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