内容説明
現代における悩みと苦しみは多岐にわたる。それらの根本的な解決はこころと体だけでなく、魂の救いにも及ばなければならない。第1巻では、キリスト教カウンセリングの歴史と現状、宣教との関わり、多様性など、その基礎をなす項目に言及する。
目次
1 歴史と現在の状況(牧会カウンセリングとは何か;教会史における牧会カウンセリングの歴史;カウンセリングの現在の状況;精神療法と牧会カウンセリング)
2 宣教におけるカウンセリング(聖書におけるカウンセリングの神学的基礎―聖書はどのようにリソースになるか;説教とカウンセリング;宣教とカウンセリング;カウンセリングにおける祈りと賛美)
3 キリスト教カウンセリングの多様性(宗教体験とカウンセリング;短期カウンセリング;委託のミニストリー;協力のミニストリー;牧会者へのカウンセリング;フェミニスト・カウンセリング)
著者等紹介
三永恭平[ミナガキョウヘイ]
1920年生まれ。1948年、日本基督教神学専門学校、57年、ボストン大学神学部卒業。1948‐51年、日本基督教団荻窪中通教会、59‐97年、日本基督教団永福町教会牧師。現在、東京神学大学牧会心理学講師、いのちの電話理事長
平山正実[ヒラヤママサミ]
1938年生まれ。横浜市立大学医学部卒業。現在、北千住旭クリニック院長、東洋英和女学院大学教授、日本ナザレン教団北千住キリスト教会員
深田未来生[フカダミキオ]
1933年生まれ。ボストン大学神学部、クレアモント神学大学院卒業。現在、同志社大学教授(実践神学)
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