目次
第1章 初級編
第2章 中級編
第3章 上級編
著者等紹介
寺山怜[テラヤマレイ]
四段。平成2年生まれ。東京都出身。日本棋院東京本院所属。藤澤一就八段門下。平成19年夏季入段(20年度採用)、21年二段、23年三段、26年四段。21年第34期新人王戦準決勝進出。22年第5回広島アルミ杯若鯉戦優勝。23年第8回中野杯U20選手権準優勝。27年第10回広島アルミ杯若鯉戦優勝。28年第63回NHK杯準優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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夜間飛行
47
本書はヨセの中でも主として手順を扱う問題集なので、全局図を掲げる必要から九路盤を用いている。理論としては…①先手ヨセを優先する、②逆ヨセと後手ヨセは同価値でも手止まりを考えて選ぶ、③同価値の後手ヨセは見合いにする…など平易であるけれど、複数箇所が絡んでくるとややこしくなる。中にはいくら考えても解けない難問もあって、答を見るとあっけないほど単純な(それでいて仰天するような)スジだったりする。そんな時の感動は何ともいえない。「食後の皿洗いみたいに退屈」と言われるヨセだが、本書は愉しみながら考えることができた。2018/02/19
サラサラココ
4
ヨセの本は少ないときいて、子どもに出題してみた。初級40問、中級上級各30問。字大きめで説明は少なめ。9路盤。正解1目勝ち、失敗ジゴのように載っている。子どもは何やら回答していたけれど、わずかな差を、どうやって峻別するのだろう?やっぱり目算するのかな、と傍観。2022/08/05
santana01
2
級位者をターゲットにしたヨセの問題集だが、後半にはなかなかどうして歯ごたえのある問題も出てきます。一番良い点はみんなが嫌いな出入り計算などを最初にながながと説明しないこと。まずは気楽に取り組むことが肝要ですね。2021/05/18
Hotspur
0
有用。ヨセの大事さを再認識。2018/02/15