内容説明
認知症を悪化させずに疾患の回復を促し、早期退院を目指す!認知症高齢者をケアする急性期病院の看護師の困難に向き合い、取り入れやすい工夫を提案しました。
目次
序章 入院中の認知症高齢者の看護に求められている「予防」(認知症の人における予防とは;認知症の三次予防―認知症の悪化予防、BPSDの増強予防 ほか)
第1章 入院中および退院に向けた認知症高齢者への倫理的視点(抑制が及ぼす影響―スタッフステーションに認知症高齢者を留めておくことの是非;認知症高齢者の服薬管理を考える ほか)
第2章 疾患別の認知症高齢者の看護の実際(認知症高齢者のがん疼痛の判断;慢性心不全の急性増悪期にある認知症高齢者の経過別看護 ほか)
第3章 身体疾患で入院している認知症高齢者に対する看護の基本(治療経過のなかで苦痛や混乱が起こる時期の特定と予防的看護;「見せる」説明や見通しを告げる)
第4章 身体疾患の治療で一般病院に入院する認知症高齢者をめぐる状況(身体疾患をもつ認知症高齢者の入院の動向;一般病院に入院し身体疾患の治療を受ける認知症高齢者にみられる対応困難な状況と対処の実情 ほか)
著者等紹介
高山成子[タカヤマシゲコ]
前金城大学看護学部看護学科教授
大津美香[オオツハルカ]
弘前大学大学院保健学研究科准教授
久米真代[クメマサヨ]
金城大学看護学部看護学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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