目次
倫理的意思決定への準備(価値形成と価値の対立;倫理の学派;看護実践上の倫理的概念 ほか)
看護婦の倫理的責任(健康の増進;疾病の予防;健康の回復 ほか)
看護実践への倫理の応用(看護婦と人々;看護婦と実践;看護婦と社会 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayano
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退職された方にいただいた本。1998年の本で、今は2010年発行の第3版が出ている。様々な倫理指針を示しながら臨床で起こりうるケースを通して当事者、関係者としてどのように考えて行動するかのプロセスを示している。実践例がすべてアメリカでの臨床例なので日本の状況とはなじまない部分もあるかもしれないけれど、各章末に演習課題もあり、思考プロセスの学習になるのではと思う。倫理的課題とジレンマの渦の中で当事者が葛藤する状況が現されている。付録でついている指針等は改訂されているものもあるので最新を確認する必要がある。2024/11/22