出版社内容情報
本書は、「神隠し」を基本テーマとしながら、そこから派生する「民俗学」「怪異」「事件」「怪奇現象」「UMA」を採り上げるオムニバス。●消えた子どもたち――幼児神隠し事件と失踪多発国家日本の真実●狂気に魅入られた謎の事件――広島一家4人神隠し事件●恐怖の都市伝説――東京某所の地下で「消える」男たち●謎多き「UFOゲームディレクター」失踪事件の怪●「ボディを透明にしろ!」――“神隠し”を実践した関根元の執念と後日談●「神隠し」と「北朝鮮拉致事件」の知られざるシンクロニシティ●茨城県で起きた「人体消滅事件」の怪●東京都内で起きた「線路から人が消える」事件、ほか。執筆は、小池壮彦、田中康弘、吉田悠軌、ほか。
内容説明
人が…車が…遺体が消える―怪異の名手たちが放つ、不可解で、恐ろしく、奇っ怪な話の数々。異界への入り口は、あなたのすぐそばにあるのかもしれない…
目次
『山怪』と「神隠し」(田中康弘)
都会で起こる“神隠し”の恐怖(平山夢明)
“人体消滅”というミステリー(小池壮彦)
禁断の地―「田代峠」の怪(黒木あるじ)
鉄道神隠し事件(吉田悠軌(とうもろこしの会))
宇宙仙境奇譚―「神隠し」と異星人誘拐を結ぶ異次元コード(濱田政彦)
神隠しをするのは「神」に非ず(黒史郎)
「六部殺し」と「神隠し」(天歳真文)
広島一家4人“神隠し”事件の謎(朝倉喬司)
一度入ったら、帰ってこれない“山中の異界”(朝倉喬司)〔ほか〕
著者等紹介
平山夢明[ヒラヤマユメアキ]
1961年、神奈川県出身。「デルモンテ平山」名義で、数々の映画・ビデオ批評を執筆。1993年『新「超」怖い話』で本格的な執筆活動を開始。1996年『SINKER 沈むもの』で小説家デビュー。2006年、短編「独白するユニバーサル横メルカトル」で日本推理作家協会賞短編賞、2010年『ダイナー』で日本冒険小説協会大賞、大藪春彦賞を受賞
田中康弘[タナカヤスヒロ]
1959年、長崎県佐世保市出身。フリーランスカメラマン
小池壮彦[コイケタケヒコ]
1963年、東京都出身。作家・ルポライター。歴史上の事件を通じて日本の暗部と宿命にメスを入れている
黒史郎[クロシロウ]
作家
黒木あるじ[クロキアルジ]
怪談作家・小説家。1976年、青森県出身。2009年『幽』主催の怪談実話コンテストにおいて「ささやき」で特別賞を受賞。2010年『怪談実話震』(竹書房)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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