著者等紹介
加藤洋一[カトウヨウイチ]
1947年愛知県名古屋市生まれ。1970年東京大学理学部生物学科卒業。1974年東京大学大学院理学系研究科博士課程中退、(財)癌研究会癌研究所研究員となる。1977年理学博士の学位を受ける。1977年より2年間、アメリカの国立癌研究所に研究のため留学。1981年慶応義塾大学非常勤講師。1985年(財)癌研究会癌研究所退職。(株)加藤生物科学研究所(SEA科学教育研究会)創立。2010年(株)加藤生物科学研究所相談役となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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林克也
1
子どものころは今ほど有名ではなかった実家の近くの千枚田。いま目にする風景、例えばこの写真集を眺めるだけでも価値はあるが、土石流の記憶、先人の苦労など、今に至る歴史がこの景観を作っているという事実を受け止めたい。Canonのカメラとレンズだが、とても柔らく優しい光が捉えられている。撮影者の人柄だろうか。P.21草を焼く匂いがしそうな写真。 P.22このおばさん、「ほいっ!」って呼ぶ声が聴こえそう。P.27向こうの軽トラの二人、何の話をしているんだろう。P.47雨上がり。稲わらから立ち上る匂いが懐かしい。2013/11/23