出版社内容情報
「すべての老いた娘たちにすすめたい!
親友と一緒に話し、笑い、涙しているような本でした」
ーー原田ひ香(小説家/『三千円の使いかた』)
父が急逝し、突然お墓を用意する必要に迫られた著者。そこにコロナ禍の到来、さらには、当たらないだろうと思いつつ応募した市営墓地購入の抽選で、まさかの当選。
お墓、買うの? 誰が? ……私が!? はたして骨壺の運命やいかに!?
脱線上等、北国の迷える日々を綴る、笑いありしんみりありのゆるゆるエッセイ。
【著者プロフィール】
北大路公子(きたおおじ・きみこ)
北海道札幌市生まれ。2005年『枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記』でデビュー。各紙誌でエッセイや書評を執筆。
エッセイに『生きていてもいいかしら日記』『苦手図鑑』『石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常』『晴れても雪でも キミコのダンゴ虫的日常』『ロスねこ日記』『いやよいやよも旅のうち』、小説に『ハッピーライフ』など著書多数。
内容説明
父の急逝から一年半が経過した。手続きや事業の後始末に追われ、骨壷は神棚の上に置かれたまま。いよいよお墓を買うべきか悩むキミコさんのもとに、コロナ禍が到来。白猫も到来。はたして骨壷の運命やいかに!?脱線上等、笑いあり・しんみりありの、つれづれ北海道日記。
目次
お墓、どうしてます?
遠くの天皇陵より近くの身内
仕事として蟹祭り
まだ北海道にいる
市営霊園の心変わりと強気
先送りの日々
まだ飼うと決まったわけではないけれど
死せるご先祖生けるキミコを走らす
ままならない日々を生きる
襖よ、なぜ鳴く〔ほか〕
著者等紹介
北大路公子[キタオオジキミコ]
北海道札幌市生まれ。2005年『枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記』でデビュー。各紙誌でエッセイや書評を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
ネギっ子gen
香翠
みかん🍊
まえぞう