お墓、どうしてます?―キミコの巣ごもりぐるぐる日記

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お墓、どうしてます?―キミコの巣ごもりぐるぐる日記

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087718171
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「すべての老いた娘たちにすすめたい!
親友と一緒に話し、笑い、涙しているような本でした」
ーー原田ひ香(小説家/『三千円の使いかた』)

父が急逝し、突然お墓を用意する必要に迫られた著者。そこにコロナ禍の到来、さらには、当たらないだろうと思いつつ応募した市営墓地購入の抽選で、まさかの当選。
お墓、買うの? 誰が? ……私が!? はたして骨壺の運命やいかに!?
脱線上等、北国の迷える日々を綴る、笑いありしんみりありのゆるゆるエッセイ。

【著者プロフィール】
北大路公子(きたおおじ・きみこ)
北海道札幌市生まれ。2005年『枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記』でデビュー。各紙誌でエッセイや書評を執筆。
エッセイに『生きていてもいいかしら日記』『苦手図鑑』『石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常』『晴れても雪でも キミコのダンゴ虫的日常』『ロスねこ日記』『いやよいやよも旅のうち』、小説に『ハッピーライフ』など著書多数。

内容説明

父の急逝から一年半が経過した。手続きや事業の後始末に追われ、骨壷は神棚の上に置かれたまま。いよいよお墓を買うべきか悩むキミコさんのもとに、コロナ禍が到来。白猫も到来。はたして骨壷の運命やいかに!?脱線上等、笑いあり・しんみりありの、つれづれ北海道日記。

目次

お墓、どうしてます?
遠くの天皇陵より近くの身内
仕事として蟹祭り
まだ北海道にいる
市営霊園の心変わりと強気
先送りの日々
まだ飼うと決まったわけではないけれど
死せるご先祖生けるキミコを走らす
ままならない日々を生きる
襖よ、なぜ鳴く〔ほか〕

著者等紹介

北大路公子[キタオオジキミコ]
北海道札幌市生まれ。2005年『枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記』でデビュー。各紙誌でエッセイや書評を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

199
今年最後の読了本は大好きな公子さんのコレ!お父様が亡くなってから一コロナ禍真っ只中の公子さんの日々諸々。【お墓問題】やはりと言おうか笑いつつ、毎日寝る前に惜しむように少しづつ読んだ。「お父さん、貴方は~」と嘆く私の声も届いたでしょうか(笑)お母さまと二人暮らしになった公子家に綺麗な真白い保護猫・はなちゃんが加入。遅々として進まぬお墓問題に、お隣のアレ・・ついには公子さんに病気が!色々喫緊の諸問題を抱えているのに面白く読んだ私。さぁ、その後の顛末は次のエッセイで読めますよね?今から楽しみにしている。2022/12/31

ネギっ子gen

102
【まったくもって人の一生は重い墓石を背負って遠き道を行くが如し】『小説すばる』に連載した際は「キミコ、墓を買う。」であった。されど、エピローグを追記し単行本化した本書末尾で、<父の死から4年、今もお墓を買っていない。結果的に「キミコ、墓を買う。」という連載時のタイトルは大詐欺となってしまった>とな。そのしれっと開き直る軽挙妄動ぶりに激怒す。文豪たるものはタイトル命名に心血を注ぐものである。斯様な神聖な営為に対し、文學の栄えある歴史に泥を塗るような今般の羊頭狗肉的暴挙は断固許されない。猛省を促したい(笑)。2023/03/31

香翠

98
連載当時のお話も「ああ、大変そうだなぁ」や「ふふふっ」などと思いつつSNS で読ませてもらっていましたが、改めてまとめて読むと、くすくす・うふっばかり。親の介護をしていると、消化不良のモヤモヤが知らず知らずのうちに積もって来ますが、この作品を読んでいる間はちょっと軽やかな気持ちになれました。2023/09/08

みかん🍊

95
終活的な事をせず父親が亡くなり、会社の後始末そして、お墓の事、道に撒いてくれたらいいと言いってたがそういう訳にも行かない、放置したまま月日は流れていく、いっそお墓を買う連載をしようと始めたらなんとコロナ禍で身動きが取れなくなって、巣ごもりエッセイになってしまった、昔の様に長男が家を継いでお墓を守ると言うのも難しい時代、少子化の上都会に出て田舎に戻って来ないと言う事も多い、亡くなった人の為に何百万も掛けてお墓を買うのかと思うとテンションも上がらない、現代事情を考えると難しい問題です。2023/05/12

まえぞう

90
亡くなられたお父様のお墓をどうするかを考えるために全国の墓を訪問する企画のはずが、コロナで旅に出られず、何時もの日記になっています。なんか、この3年の自分の生活も思い出せて、面白かったです。それにしても本当に文章がお上手ですよね。2023/02/15

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