内容説明
都心から半径40キロ、環状8号を越えて国道16号に至る地域に新種人の住むニューワールドの世界が広がる。今迄存在しなかった生活空間、これらの場所で排泄され発汗され続ける犯罪。それらの犯罪は、ごく普通の生活者がひきおこし、風俗化して日常の風景が、ある日突然非日常に変わり時と共に風化して埋没する。
著者等紹介
秋山忠右[アキヤマタダスケ]
1941年東京品川に生まれる。1964年早稲田大学政治経済学部を経て、東京綜合写真専門学校研究科卒業。石元泰博氏に師事。1965年「若い群像」で第2回太陽賞受賞。日本写真家協会会員となる。1970年東京綜合写真専門学校、講師となり、現在に至る。1991年第31回ACC全日本CMフェステイバル・テレビCM部門優秀賞。1992年第39回カンヌ国際広告映画祭ファイナリスト入賞。1998年伊奈信男賞特別賞受賞。2001年学校法人写真学園理事になる
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