著者等紹介
飯田鉄[イイダテツ]
1948年東京生まれ。1975年「写真都市」(新宿ニコンサロン)で初の個展。1987年日本写真協会新人賞
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感想・レビュー
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エピクト
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風邪で寝ていたら部屋のあらぬところから出てきたので久し振りに眺めた。飯田氏は「レンズとか中古カメラ本の著者」と言う印象なのだが、何というか、かつてそこに存在した幻、みたいな都市の一隅に存在した(している)旧い風景描写にそれがよく反映されているなあ、と、気のせいかも知らんが思う。都市の活気の狭間で朽ちて行く静謐。こんなん求めて出かけたくなる。手元においてしばしば見返したいが、そーするとまたもや「あらぬところ」に行ってしまいはせぬかと思案中。再開発で面白味のない街に変貌する前の渋谷駅前もあるな〜。2012/06/26