内容説明
本書で解説する婚姻については、婚姻の成立自体に裁判が関与することはなく、婚姻無効や婚姻取消等の場面で裁判と戸籍が関わってきます。これに対して、離婚は、離婚の成立自体にも裁判が関与することもあり、身分関係に関する裁判の中で最も件数が多いものと思われます。本書は「家事裁判から戸籍まで」のシリーズの中で最も利用頻度の高いものと推測されます。家事関係に関する裁判とその結果を反映する戸籍との関係に対する理解のために。
目次
第6章 婚姻(婚姻;婚姻無効;婚姻の取消し;婚姻関係存否確認;婚姻に関するその他の事例)
第7章 離婚(離婚のための裁判;離婚無効;協議離婚の取消し;離婚に関するその他の事例)