内容説明
作詞・作曲家、トラックメーカー、YouTubeで活動するクリエイター必読。
目次
1 音楽クリエイター編(音楽クリエイターとして気をつけるべきこと;音楽がお金になる仕組み(1)―著作者の権利(著作権と著作者人格権) ほか)
2 動画クリエイター編(道路や公園など、撮影の場所について注意すべきことは?―道路交通法や河川法との関係、公園・大学等の運用;撮影中に通行人が写り込んでしまっても問題ない?―肖像権の根拠、肖像権侵害の判断、車のナンバープレートの処理 ほか)
3 契約・トラブル編(契約書のいろはを学ぼう―契約書を作る理由、契約書に書くべき内容、契約書の締結の仕方;契約書の一般条項を押さえておこう―主要条項と一般条項、一般条項の内容 ほか)
4 モデル契約書集(楽曲提供契約書;仮歌業務委託基本契約書 ほか)
著者等紹介
高木啓成[タカキヒロノリ]
弁護士、作曲家。動画・音楽関連企業、ゲーム会社、タレント事務所、デザイン事務所などをクライアントとし、著作権法を中心とするエンターテイメント法務を取り扱う。テレビ出演、新聞・雑誌・インターネットメディアへの寄稿、企業・団体の勉強会やクリエイターのイベントなどでの講演も積極的に行う。第二東京弁護士会所属。作曲家として、主にアイドルへの楽曲提供を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あづさ/kyoka
5
著作権とは何か、作品を発表するのにどんなことを気を付けなければならないのか、ということが分かりやすく書かれている。音楽や動画の制作に携わる人にはぜひ読んでほしい本。具体例や判例も多く読み物としても面白い。2022/01/22
まさやん510
2
弁護士であり作曲家でもある著者が、音楽・動画クリエイターの知っておくべき法律やルールについて、親しみやすいイラストを交えながらわかりやすく解説している。音楽ビジネスにおける当事者やそれぞれの権利関係についてあまり理解していなかったので、かなり勉強になった。契約書ひな型も複数掲載されている。他にも音楽・動画に関する著作権等のルールについて解説した書籍はあると思うが、この本ほどわかりやすいものはあまりなさそう。それにしても、HKT48にも曲提供してるってすごいな...2021/02/10