内容説明
相続法改正をはじめとする近時の法改正を踏まえた、8年ぶりの全面改訂版。相続法改正について解説(自筆証書遺言の方式の緩和、遺言書の保管制度の創設、可分債権の遺産分割における取扱いの変更、配偶者居住権の保護、遺言執行者の権限の明確化―など)。相続登記の促進を図るための重要先例(登記原因証明情報(相続を証する情報)の要件、数次相続の手続ほか)と、法定相続情報証明制度について詳解。「死因贈与と登記」「相続させる旨の遺言(特定財産承継遺言)」「遺言執行」について加筆。
目次
第1部 相続法と登記(相続法概説;総則;相続人;相続分;相続の対象及び効力 ほか)
第2部 相続・遺贈・死因贈与による登記手続(相続による所有権移転の登記;遺産分割等による所有権移転の登記;相続登記の更正・抹消;登記手続上の権利義務の承継と登記;遺贈による所有権移転の登記 ほか)
著者等紹介
幸良秋夫[コウラアキオ]
昭和46年3月琉球大学法文学部法政学科卒業。平成12年4月法務省訟務局総務課訟務調査官。平成14年4月鹿児島地方法務局長。平成15年4月広島法務局民事行政部長。平成17年4月京都地方法務局長。平成18年3月退職。10月公証人(佐世保公証役場)。平成27年6月退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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