出版社内容情報
水野 紀子[]
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窪田 充見[]
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内容説明
財産管理に関する諸制度を縦断的に分析する。
目次
第1部 総論(財産管理と社会的・制度的条件;民法の改正と意思能力の明文化―その意義と残された課題 ほか)
第2部 各種の財産管理(身体障害者の財産管理;不在者財産管理の理論的課題 ほか)
第3部 相続と財産管理(遺産分割前の財産管理;相続債務の処理 ほか)
第4部 実務家の視点から(説明義務に関する2、3の論点についてのスケッチ―金融商品取引事件を題材に;家族法と倒産法との交錯 ほか)
第5部 フランス法の視点から(民法典からみる相続財産管理の形態としての不分割および分割について;“それぞれの人にそれぞれの家族があり、それぞれの人に「それぞれの権利」がある”―ヨーロッパにおける家族と人権をめぐる自由な話題 ほか)