教職員のための学校の危機管理とクレーム対応―いじめ防止対策推進法の施行を受けて (改訂)

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  • サイズ A5判/ページ数 166p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784817841698
  • NDC分類 374
  • Cコード C3037

出版社内容情報



堀切 忠和[ホリキリタダカズ]
著・文・その他

目次

第1章 いじめ防止対策推進法への対応と課題(いじめ防止対策推進法の成立と問題点―いじめと向き合うために;いじめ防止対策推進法;いじめの法的責任と対応;事例研究―学校の調査義務;いじめと向き合うための技術―聞き取りの技法を中心に)
第2章 学校における危機管理(学校活動における危機の特質;危機管理をめぐる基本的視座;リスク管理の手法;リスク管理に当たっての検討課題;学校の安全配慮義務;事故発生後の対応について;法的なリスク管理と弁護士の活用;結び)
第3章 クレーム対応の指針(クレーム対応の基本的視座;クレームの初期対応;クレームの質・係争の種類に応じた対応(事実関係がある程度明確な場合について;初期段階で事実関係がつかみきれないままの場合について)
いわゆるイチャモン対応
クレーム対応における弁護士の活用
結び―よりしっかりとした対応をするために)

著者等紹介

堀切忠和[ホリキリタダカズ]
日本大学法学部卒業。平成15年弁護士登録(東京弁護士会)。日本大学法学部准教授(民法)を経て現在、九段富士見法律事務所を開設。小学生の頃、公益財団法人日本体育協会のスポーツ少年団に所属、その活動を支援するジュニアスポーツ法律アドバイザーに登録。スポーツクラブトリム(スポーツクラブルネサンスと合併)での指導員の経験や(公財)日本体育協会の講習の講師を務めた経験から、平成21年より、一般財団法人日本私学教育研究所における教員免許状更新講習及び10年研修にて、学校の危機管理の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Takuya Kawahara

1
教職員向けの本、学校側のために書かれた本ですが、自分は対学校の立場を想定して読んでみました。第1章「いじめ防止対策推進法への対応と課題」、第2章「学校における危機管理」、第3章「クレーム対応の指針」となっています。弁護士の堀切忠和先生が著者ですが、実践的な内容が噛み砕いてまとめられていて、すいすい読めました。コラムもざっくばらんで面白かったです。「いじめは予防するものではなく、向き合うもの」というのが印象的で、事実関係を調査するための、子どもから聞き取りをする際の手法等は色々と応用できそうです。2014/11/05

godubdub

0
弁護士が学校の危機管理を解説した一冊。分かりやすい。いじめ防止対策推進法の施行を受けた対応についても記載しているが,この部分は学校側への配慮が強く,今ひとつキレがない。とはいえ,この分野のエッセンスを伝える良書であった。2014/09/12

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