詳解 旧外地法

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 326,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784817837745
  • NDC分類 329.98
  • Cコード C2032

出版社内容情報



向 英洋[]
編集

目次

第1章 序説(外地;外地人;外地法)
第2章 外地の発生(異法地域の一般的発生原因;我が国における異法地域の発生;異法地域の発生と外地人の地位(国籍の変動))
第3章 外地の(私法的)統治(総説;憲法の外地通用;国籍法の外地・外地人への適用;地域籍(民俗籍)の特定
身分行為に伴う地域籍の変動)
第4章 外地の消滅(終戦と外地人の地位(総説)
国籍法の施行と外地籍日本人の国籍
条約による日本国籍の喪失
国籍喪失までの間の身分行為と戸籍の処理
平和条約発効後における取扱い)
巻末資料(旧外地法に関する主要戸籍先例要旨録)

著者等紹介

向英洋[ムカイヒデヒロ]
昭和40年3月明治大学法学部卒。昭和41年4月法務省入省。昭和57年4月法務省民事局第五課法務専門官。昭和58年4月同第二課補佐官。平成3年4月札幌法務局総務管理官。平成4年4月秋田地方法務局長。平成5年4月大臣官房司法法制調査部調査統計課長兼法務図書館長。平成7年4月大阪法務局民事行政部長。平成8年4月神戸地方法務局長。平成9年4月大阪法務局総務部長。平成10年4月札幌法務局長。平成12年5月高岡公証役場公証人に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤギ郎

15
旧外地法とは,第二次大戦の平和条約発効までの間,日本固有の領土に住む内地人と朝鮮や台湾等に住む外地人との間の身分変動に係る法律である。もっぱら戸籍規定に関するものである。著者は「過去の学問という印象が強いが,戸籍事務を担当する者の立場からは,極めて重要な現代的意義を有している」という。ややマニアックな内容。丁寧に文献を読み解いているところがいい。後半3分の1は資料。やはり清宮四郎「外地法序説」は外せない文献のようだ。2019/01/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1843919
  • ご注意事項

最近チェックした商品