内容説明
台湾人は決して失望しない。正義の声は必ずやいつかは人々の良心をゆさぶることがあろう。台湾独立運動に挺身する著者は、万感の思いをこう語る。本書は台湾人作家の文学に秘めた民族の営為のひと織りひと織りを、美麗島事件で逮捕された王拓や楊青矗に託して、ここにまとめ上げたものである。
目次
第1章 恐怖と希望のはざまで―王拓と楊青矗を中心に
第2章 祖国“回帰”は何をもたらしたか―陳若曦の彷徨
第3章 台湾人の身分をかくさねばならぬか―呉濁流の場合
補論 日本統治下の苦闘―言葉と文化
台湾人は決して失望しない。正義の声は必ずやいつかは人々の良心をゆさぶることがあろう。台湾独立運動に挺身する著者は、万感の思いをこう語る。本書は台湾人作家の文学に秘めた民族の営為のひと織りひと織りを、美麗島事件で逮捕された王拓や楊青矗に託して、ここにまとめ上げたものである。
第1章 恐怖と希望のはざまで―王拓と楊青矗を中心に
第2章 祖国“回帰”は何をもたらしたか―陳若曦の彷徨
第3章 台湾人の身分をかくさねばならぬか―呉濁流の場合
補論 日本統治下の苦闘―言葉と文化