放射能を怖がるな!

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  • サイズ B6判/ページ数 121p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784817407283
  • NDC分類 492.4
  • Cコード C0042

内容説明

ヒロシマ、ナガサキ被爆者86,543人のデータが語る真実!宇宙飛行士が浴びる放射線量は毎時45マイクロシーベルト。これらの事実があきらかにする放射線ホルミシス効果とは?アメリカの医学雑誌「Journal of American Physicians and Surgeons」に掲載された衝撃論文「電離放射線の生物学的効果―日本に贈る一視点」ほか、「原爆の健康への効用」「放射性廃棄物による健康増進」を掲載。

目次

第1章 電離放射線の生物学的効果―日本に贈る一視点(放射線は生命にとって不可欠;慢性(継続的)被曝 ほか)
第2章 福島放射線問題と低放射線有益論への出会い(高田純札幌医科大学教授の活動;さまざまな放射線被曝 ほか)
第3章 原爆の健康への効用(原爆擁護論に非ず;占領軍が広島、長崎の被害者データを隠し、持ち去ったというデマ ほか)
第4章 放射性廃棄物による健康増進(放射線は人間にとっての必須物質であるだけでなく不足状態にある;放射線量増加がもたらす効果 ほか)

著者等紹介

ラッキー,T.D.[ラッキー,T.D.]
1941年コロラド州立大学(化学)、ウイスコンシン大学で理学修士(生化学)、ノートルダム大学助教授、准教授(1946‐1954)、ミズーリ大学生化学主任教授(1954‐1968)、退職により名誉教授授与される。NASAのアポロ計画に協力し、地上の数百倍の宇宙放射線環境内での安全性を追求する中で、適度の放射線被曝は「人体に恩恵をもたらす」ことを発見し、“放射線ホルミシス効果”と名付けて世界に発表した

茂木弘道[モテキヒロミチ]
昭和16年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。富士電機、国際羊毛事務局を経て、平成2年、(株)世界出版を設立。日本の漫画を英語に対訳した日本語学習/日本情報誌『漫画人』をアメリカMangajin,Inc.と協力して発刊。「史実を世界に発信する会」(代表・加瀬英明)事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

radish

1
放射線ホルミシスに関する論文を和訳した物に解説を加えている。学術論文というのはそれまで知られていなかった事案について理論的に検証して他の研究者の反証を求める為に作成される。従って、論文が存在するというだけではその論の正当性が認められた事にはならない。また、学会誌などでは広く反対意見を求める為に「怪しげな」理論が掲載される事もある。少なくとも、この本の内容だけで「明らかに低線量被曝が健康に良い」という証拠にはならない。更に、解説の部分で明らかなミスリードが二点あるので信用に値しないと判断する。2012/01/10

小澤 泰裕

0
民主黨の福島原發事故對策がいかに非科學的なものであつたかが能く分る。2014/02/01

Kenichi Kawabata

0
649 放射線について、ほんの少しでもあったらダメということで、20km圏内が立ち入り禁止になっていることについて、以前から疑問があった。宇宙空間では毎時45マイクロシーベルトの放射線を浴びているが、野口飛行士も古川飛行士も気にせず宇宙に行っている。ロシアのセルゲイ・クリカレフ飛行士に至っては、1988年から20年間で803日も宇宙滞在している。867ミリシーベルトの被ばくだ。本書においては、さまざまな文献を参照し、多数の調査結果からグラフで示されるものは、低線量の放射線では人体に影響のない閾値があるとい2012/08/29

Bond

0
ホルミシス効果には驚いた。今までは年100ミリシーベルトまでは人体に影響がない、という消極的なものだと思っていたので、浴びると健康増進にいい、という積極的な概念だったとは。勉強になりました。2021/06/07

もんじゅ

0
実際のデータに基づいて少量の放射線は健康に良いという結論。データは膨大で、相関関係は少なからずあるとは思う、しかしなぜそうなるのかのメカニズムまでに踏み込めていないのが残念。 結局は統計的な研究に終わっていて科学的な研究とは言い難い。もちろん、それなりの説明はある(放射線がDNA修復機能を活性化させる)が物理的・化学的・生物学的な検証をもっとやってほしい。 ただし、放射能は少量でも恐ろしいもの!といってヒステリックになっている方々の信じる文献はこれよりも論証に乏しいものばかりなのだ。2013/08/01

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