内容説明
本書では、日本の歴史の中でも、親鸞、上杉鷹山、吉田松陰、西郷隆盛、坂本龍馬の五人の先哲者を現代に甦らせてみたい。親鸞は、衆生救済の真の宗教家として明らかにし、現代のようなニセモノの多い宗教界に猛省を促し、上杉鷹山は藩再興・行財政改革の第一人者として、吉田松陰は明治維新回天へのための“人づくり”の教育者・思想家として、西郷隆盛は男としての「責任のとり方」と「決断」を、坂本龍馬は彼の「独創力」と「行動力」を知ってもらい、少しでも実践していただきたいと思うのである。この五人の偉大なる先哲者が遺した「真の宗教とは」「行財政改革とは」「人づくりとは」「決断と責任のとり方」「独創力と行動力」を学び、実践することによって、日本は再び世界に冠たる霊的指導国家として甦り、世界各国より注目され、真の先進国、リーダー国家として位置づけられるのである。
目次
第１章 親鸞の「信仰と生き方」が今なぜ必要か―真の宗教・宗教家とは何か
第２章 上杉鷹山の「経済危機乗切り」はなぜ成功したか―率先垂範、信念の断行と人材登用
第３章 吉田松陰の教育法と人づくりを今こそ実行する時―読書と実践をもって「志」ある人材を育成すべし
第４章 西郷隆盛はなぜ人を活かし人を動かしたか―「決断」と「責任のとり方」でその人の全人生が決まる
第５章 坂本龍馬の時代を読む「先見性」と「行動力」の凄さ―破天荒なスケールの大きな発想が新しい時代の扉を開く
