内容説明
私の戦後は、まさに演劇とともにあった。その私が、今なお、衰えぬ気概をこめて、演劇こそ、子供の教育に人づくりに最良の方法だ、と断言できる。本書は、私の演劇人生の実体験の中から感じ取ったことを、私の自分史の教訓と重ね合わせながら、人づくりの本としてまとめたものである。
目次
第1章 スター・シンドローム―スター願望と現実のギャップをどう理解させるか
第2章 アイドル・シンドローム―子供の絶望感と不安定な心情をどう方向づけるか
第3章 良い子シンドローム―子供の無限の可能性の芽をつむな
第4章 成功するまでやる、それが我が人生―根性一筋、命がけでやってきたからモノになった
第5章 巣山式“タレントへの九つのテーゼ”