内容説明
富山出身作家や富山にゆかりのある作家・作品を取り上げて、生誕140年を迎えた小寺菊子論を主軸に、各研究者がふるさと文学の魅力を発信。
目次
1 小寺菊子論(金子幸代論文;研究者論文)
2 富山文学論(堀田善衞「鶴のいた庭」諸相;「貧しき小学生徒」論―横山源之助の文学的出発点;原典の書き込みから見る小泉八雲「常識」―ヘルン文庫調査から;幸田文「木」「崩れ」をめぐって;富山ゆかりの詩人を研究すること―宮崎健三小論;本郷旧六丁目「奥長屋」の三島霜川;新発見資料 瀧口修造の短歌)
追悼 金子先生と演劇、映画
追悼 学生思いの金子幸代先生
著者等紹介
黒〓真美[クロサキマミ]
富山県立大学他非常勤講師
今村郁夫[イマムライクオ]
富山大学大学院人文科学研究科文化構造研究専攻比較文学分野修士課程修了。専攻は比較文学。主に小泉八雲を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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