内容説明
燦然と輝く全国優勝58度。なぜ、東北の小都市の公立校が、強いのか。能代工バスケ部物語。
目次
第1章 初制覇へ
第2章 三冠王
第3章 七連覇
第4章 監督交代
第5章 必勝不敗
第6章 伝統は続く
著者等紹介
伊藤耕平[イトウコウヘイ]
1979年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2004年に朝日新聞社に入社し06年9月~10年3月に秋田総局。現在、大阪本社編集センター勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばりぼー
38
全国優勝58回という途轍もない実績を残している高校バスケ界のレジェンドの記録です。その礎を築いたのが加藤廣志氏。体格不足を補う「走るバスケ」で常に速攻を心がけ、「平面が立体を制する」スタイルを追求。毎年選手が入れ替わる中で、金をかけずにレベルを維持する方法として、①マネジャーを主将の上に位置づけ、監督代行の権限を与える。②引退した3年生に卒業間近まで胸を貸してもらう。③大学に進学したOBに、帰省の際、最新のバスケを持ち帰ってもらう。能代工業ネットワークというか、その人脈の凄まじさに驚嘆します。2016/09/11
ジプシーおとう
0
2013年1月3日発行。小野秀二なんてはるか昔と思ってたら五つ上だけだったんだ。その同期として君津の先輩指導者の名前が載ってたね(^-^)/ しかし、ここまで熱を持って指導したり、脱走しながらも食らいついていく選手って、今でもいるのかな。厳しいだけではないから逃げ出しても戻ってくるんだけど。 読んで感じたことの一つ。 「やり抜くことも才能」 足が速い、高く飛ぶ、シュートが入る、負けん気が強い、ってのも良い選手になるための才能の一つだけど、やり抜く、やり続ける強さが大事、なことを忘れちゃいけないね。2016/01/26
あき
0
★★★☆☆2016/06/14