みんなの教育 スウェーデンの「人を育てる」国家戦略

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みんなの教育 スウェーデンの「人を育てる」国家戦略

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  • サイズ 46判/ページ数 240p
  • 商品コード 9784907364083
  • NDC分類 372.389
  • Cコード C0037

出版社内容情報

少子高齢化や不況を乗り越え、急成長を遂け?る北欧の高福祉国家・スウェーテ?ン。彼らはなせ?ワークライフバランスを保ちながら経済成長、多文化共生、持続可能性を同時に実現できるのか? 幸福と成長を両立させるスウェーテ?ン式・教育制度の秘密に迫る。

序文 スウェーデン大使館公使参事官 ヴィクトリア・フォシュルンド=ベラス

はじめに 川崎一彦



第1章 スウェーデンの起業家精神教育 川崎一彦

1 いま求められる教育とは?

2 スウェーデンの起業家精神

3 スウェーデンの就学前教育

4 子どもの権利としてのエデュケア

5 日本での実践は可能か?



第2章 スウェーデンのアウトドア教育 西浦和樹

1 北欧の創造性教育と出会う

2 アウトドア教育実践の現場へ

3 就学前学校の様々な活動

4 福祉と権利

5 なぜアウトドア教育がよいのか?



第3章 スウェーデンの学校とインクルーシブ教育アールベリエル 松井久子

1 みんなの学校

2 柔軟性ある学校システム

3 学校は社会のミニチュア

4 教育の平等をめざして

5 インクルーシブの実態



第4章 スウェーデンの主権者教育 鈴木賢志

1 政治に関心がなくても投票に行く

2 学校法と学習指導要領

3 小学校で民主的価値観を学ぶ

4 スウェーデンの「学校選挙」

5 政治の学び方

6 スウェーデンの主権者教育から何を学ぶか



第5章 スウェーデン発の「リカレント教育」と「生涯学習」  澤野由紀子

1 スウェーデンと世界の生涯学習政策

2「学習社会」スウェーデンの現在

3 スウェーデンの生涯学習資格枠組みと学習成果認定

4 地域からおこすリカレント教育



おわりに 鈴木賢志

川崎 一彦[カワサキ カズヒコ]
著・文・その他

澤野 由紀子[サワノ ユキコ]
著・文・その他

鈴木 賢志[スズキ ケンジ]
著・文・その他

西浦 和樹[ニシウラ カズキ]
著・文・その他

アールベリエル 松井 久子[アールベリエル マツイ ヒサコ]
著・文・その他

内容説明

就学前からの起業家精神教育/アウトドア教育とアクティブ・ラーニング/幅広いインクルーシブ教育/投票率85%の国の主権者教育/人生100年時代のリカレント教育と生涯学習―世界最高水準の国際競争力は、こうして育つ。

目次

第1章 スウェーデンの起業家精神教育(川崎一彦)(いま求められる教育とは?;スウェーデンの起業家精神 ほか)
第2章 スウェーデンのアウトドア教育(西浦和樹)(北欧の創造性教育と出会う;アウトドア教育実践の現場へ ほか)
第3章 スウェーデンの学校とインクルーシブ教育(アールベリエル松井久子)(みんなの学校;柔軟性ある学校システム ほか)
第4章 スウェーデンの主権者教育(鈴木賢志)(政治に関心がなくても投票に行く;学校法と学習指導要領 ほか)
第5章 スウェーデン発の「リカレント教育」と「生涯学習」(澤野由紀子)(スウェーデンと世界の生涯学習政策;「学習社会」スウェーデンの現在 ほか)

著者等紹介

川崎一彦[カワサキカズヒコ]
1947年、滋賀県生まれ。東海大学名誉教授。ジェトロ(日本貿易振興機構)ストックホルム事務所、北海道東海大学教授、東海大学教授を歴任

澤野由紀子[サワノユキコ]
1960年、東京都生まれ。聖心女子大学文学部教育学科教授。教育学修士。文部省調査統計企画課外国調査係、国立教育政策研究所生涯学習政策研究部、ストックホルム大学国際教育研究所客員研究員、ヨンショーピン大学全国生涯学習センター(ENCELL)上級評議員を歴任

鈴木賢志[スズキケンジ]
1968年、東京都生まれ。明治大学国際日本学部教授、スウェーデン社会研究所所長。政治・国際研究博士(PhD)。ストックホルム商科大学欧州日本研究所で一〇年間研究・教育に従事した後、オックスフォード大学客員研究員を経て現職

西浦和樹[ニシウラカズキ]
1971年、京都府生まれ。宮城学院女子大学教育学部教授、同大学院健康栄養学研究科教授。博士(心理学)。2011年から2012年にかけてリンショーピング大学客員教授としてスウェーデンに滞在

アールベリエル松井久子[アールベリエルマツイヒサコ]
1967年、岐阜県生まれ。スウェーデン・トゥンバ高校教諭。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修了、学術修士。瀧野川女子学園高校教諭を経て1994年より在スウェーデン。ストックホルム教育大学等で教員養成の再教育を受け、ストックホルム日本人補習学校講師、ストックホルム大学非常勤講師等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zel

10
スウェーデンの教育について。学校教育から生涯学習まで。スウェーデンも試行錯誤しながら進めているんだなというのが1番の印象。主権者教育(人権教育でもあるかな!生涯学習でも)大事だなって思った。2023/12/12

shizuca

5
スウェーデンの教育事情って実際はどうなのかと思って手に取りました。民主主義を第一に、自ら考え発言し行動することを就学前から教える(そのようにリードする)のが素敵。その一方で不登校も少なからずいるとわかり、どの国にも発生するんだなぁ、どうしたら通えない子が社会と断絶しなくて生きていけるかと考えるきっかけにもなりました。学校に行くことがすべてではないし。金曜日は土日(家族と過ごす日の前日)の前なので宿題をださない圧力(笑)が本当に良いなぁ! 宿題を出さなくても塾に行かなくても良い学校教育になりますように2018/08/22

山崎ジョー吉@waii

4
少子高齢化。人口減少。依然として脱出できないデフレ。 どれも短期的な施策でどうにかなる問題では無い。 でも、明らかに日本の国際競争力は数字を見る限りでは、明らかに低下している。 グローバル社会が今後も続くのであれば、教育のあり方をグローバルなやり方に変える必要がある。 そんな意味でもスウェーデンの「人を育てる」国家戦略は大いに参考になる。 勝敗以外で幸せを感じられるような社会。そのための教育をこの本を通じてスウェーデンの事例から読み取る必用があるといえる。 2020/02/25

Jinjin

3
教える教育から学ぶ教育へ。教師はコーディネーター。起業家精神教育。アイデアを行動に移す能力。教師の役割とは子供たちの声を聞き、社会の様々な人や場所と出会う機会を作り、子供たちの考えていることが見えるようにすること。才能ある大人がそばにいて好奇心を探し続けること。アウトドア教育。なぜそれをする必要があるのか。高校入試、塾なし。リカレント教育。67ヶ国語の母語教育の授業。授業自体が一斉のものではなく、個人支援を視野に入れた学習内容。ルールはみんなで作る、主権者教育。リカレント教育2019/05/19

斧弓

1
スウェーデンという国が、自国民のみならず移民・難民に対しても一生にわたって教育が寄り添い、民主主義社会の構成員として、インクルーシブな社会の構成員としての知恵を相当のコストとエネルギーを持って行っている事がよく分かる本。2021/01/28

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